旧車ハーレー、1978年式ショベルヘッドFLHを購入してヴィンテージライフを楽しんでいるしょぅです。
古いバイクですのでそれなりにメンテナンス費用がかります。旧車の洗礼。ショベルFLHバッテリー上がりのようにトラブルもありますが乗るとやはり楽しい。旧車にどっぷりはまっております。さて、先日のShovel FLH 修理相談行ってきたあとのメンテナンスしたことを書いてまいります。
タイヤ交換
購入時から交換していなかったのでいつ変えようか迷っていましたが毎度毎度ショップへ持っていくのも大変なのでこの際変えてしまおうということで前後タイヤ交換を行いました。
今回交換したタイヤは『DUNLOP H50F/Fタイヤ130/90-B16 73H・H50R/Rタイヤ130/90-B16・チューブ2個』
いざバラシです。中のチューブがヘタってたのでちょうど変え時でした。ちなみにFLHのホイールは16インチ
2021年3月11日現在リアのブレーキパット残量はまだまだ平気。ブレーキパットがなくなるとブレーキの金属部分とローターが擦れてゴリゴリと金属同士が擦れ合うような音がする。ローターが削れるとあからさまな段差になるんだって。まぁなくなる前にも音がするのでわかるらしいので違和感感じたら無理して乗らずにメンテナンスが一番。
フロントブレーキパッド交換
リアのブレーキパッドがほとんど減っていなかったのでフロントも大丈夫だろうと思っていたけれどフロントだけかっつり減っていました。キーキー鳴る原因はコイツっぽいです。バラシてわかったのですが、しょぅのFLHはフロントブレーキパッドには制動力の高い高価なパッドが入っていました。値段的に1枚8000円くらい。今回取り換えたのが『23-0507』確かに以前より制動力は落ちましたが、ショベルのゆったりした乗り方では全然問題なし。制動力が良いということはそれだけパッドが減りやすいということなのでコスパを考えてもよい選択だったと思います。
チェーン交換
キーキーなる原因を探しているときに、そういえばチェーンのメンテナンスをしていない事に気づき注油をしたときになんだか緩そうなきがする…どうせリアタイや外すならチェーンも変えちゃえ。ってな感じで取り換え。
チェーンはスプロケットによって駒数が変わるようです。なのでチェーンはずす前に駒数を確認。今のしょぅのFLHは102駒でした。自分でいじらないから知らなかったのですが、チェーン取り換えの時は古いチェーンを全部はずしちゃダメ。古いチェーンと新しいチェーンを繋げてタイヤ回して新しいものに変えないとめっちゃ大変なことになる。まぁ常識なんでしょうが、これからバイクをいじっていきたいと思っているしょぅには新鮮な光景でした。スプロケットは減ると山が鋭角に尖る
チェーンは注油も大事ですが、調整も大切です。調整方法を教えてもらったので備忘録
まず車体を平行にしてリアタイやをリフトアップ。タイヤへの車体の荷重や人が乗ることでチェーンがきつくなります。
一番張っているところを探して調整します。
クラッチディスク交換
朝一番のまだオイルが温まりきっていない状態で一足をつなぐ瞬間に『ガガッ』と一瞬ブレーキがかかるような、クラッチディスクが噛み合うようなそんな症状が出ていたので、おそらくクラッチディスクにオイルが付着し離れるはずのクラッチディスクが重なって起きるジャダーではないか?とのことでしたので交換。『M21204クラッチパック』
クラッチのケース開ける前にフットボード外して作業開始。ケース開けると多少エンジンオイルが漏れるので注意。見ていて簡単そうに思えたが、きっと特殊工具が必要になると思う。さらにクラッチ部分は潤滑油をつけてはいけなくて(ディスク同士を密着させるから当たり前か)クラッチの上についてるセルモーター部分のギア部分はグリスアップ必要とかクラッチディスクにも少しオイル含ませてとか作業していたのでクラッチ周りの作業はショップに任せた方が無難だなと判断しました。いろいろ自分でやってみたいけれども、もしやるとしたら最初はオフ車あたりから勉強しようかな
エンジンオイル交換
納車してから初めてのオイル交換。オイル交換くらいは自分でできるようにならなきゃということで、ここは自分で作業。
今回使用するオイルは『AMALIE SEA50×3本』いらない紙を滑り台みたいにして作用開始。
よくドレンボルトに水道用のシールテープを巻くことがあると思うんですが、ショップ曰く締めこんでいてオイルタンク内にシールテープの切れ端が入り込みエンジンに悪さをする可能性があるので、液体状のシールテープを使用したほうがいいよって教えてくれました。けど写真撮り忘れました…
配線関係
しょぅのFLHはETCをサイドバックに取り付けています。ショベルのサイドバックは樹脂製のため電波を通してくれるので見た目もすっきり見えます。ツーリングの時に何度か緑ランプなのにETCレーンが開かないことがありました。振動でなのか、配線なのか原因究明はできていませんが、とりあえず配線の負担がかかるところを修理しておきます。これでETCレーンで迷惑かけることが亡くなればいいのですが。
次にスタータースイッチ交換です。信号待ちや発進時にエンストして、焦りながらスターターボタンを押してもうんともすんとも言わない。さらに焦るとセルを離した時にセルが回ったり、はたまた普通にセルが回ったりと不安定な感じ。配線関係は目に見えないのでひとつづつ原因をつぶしていくしかありません。なので今回はスタータースイッチ『DS-272139』を取り換えて様子を見ることにしました。その後何度かエンジンをかけていますが快調です。このまま原因がスイッチだといいんですがもう少し様子を見てみます。
総額はいくらになったか
今回の整備をまとめてみます。
・タイヤ前後・フロントブレーキパッド・ドライブチェーン・クラッチディスク・ETC配線・スタータースイッチ交換。
以上ショップに頼んで材料工賃込み¥138,718でした~
プラスオイル代¥7,275を含め¥145,993です。結構掛かりましたがもう重整備はないと信じてあとは楽しく乗るだけです。
また何かあれば書いていきますが、何もないことを祈っています。